こんなにあるの!壁面緑化で得られるメリット

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夏の暑さを抑えることが出来る

壁面緑化とは、建物の壁に沿ってツタ性の植物を這わせたりするなどして緑で壁を覆った状態のことです。甲子園球場の壁を覆っている緑というとわかりやすいでしょう。そんな壁面緑化ですが、メリットは多数あります。代表的なメリットとしては、夏の室内の暑さを緩和させる効果があります。植物が影を作り直射日光を遮るということと、植物の気化熱の効果で建物全体が冷却されるということの2点の効果があり、ある実験環境下では表面温度に約11度の差が確認され、また熱流入量は90%削減されたということも確認されています。このように、近年の夏の厳しい暑さを抑えることが出来るのが最大のメリットとして感じる方が多いでしょう。

冬の寒さを抑えることも出来る

影を作り夏の暑さを抑えることが出来るということは、冬は日が当たらず寒くなるというデメリットがあるかと思いがちですが、実は冬の寒さを抑えることも出来るのです。空気が乾燥する冬は、緑から蒸発する湿気の効果で潤いを与えることが出来ますし、覆われた緑が冷たい冬の風を遮ってくれます。また覆われた緑の断熱効果で室内の暖房の熱をキープしてくれるといった効果もあるのです。

建物の劣化を防ぐことが出来る

壁面が緑で覆われているということは、壁に直接雨や紫外線が当たりにくいということでもあります。酸性雨や紫外線は建物の壁面を劣化させる厄介なものですが、壁面緑化されることで劣化の軽減にもつながるようです。緑化されたコンクリート部分は、20年近く経ってもほとんど劣化が認められなかったというデータもあるほどです。

空気を浄化する効果だってある

まだまだメリットはあり、壁面を覆った緑の植物が光合成をおこない空気を浄化する効果もあります。植物は二酸化炭素を吸収し、酸素を輩出する性質があるため、特に車などの二酸化炭素排出量の多いわりに自然の緑が少ない都市部や工場の排煙などで大気の汚染が気になる地域などでは、壁面緑化された建物の緑にも空気を浄化する効果が期待されています。

目立つから集客効果だってある

最後に紹介するメリットは集客効果です。壁面緑化された建物はまだ多いとはいえず、鮮やかで自然な緑色に覆われた建物は人目を惹き、目立つこと間違いなしです。また壁面緑化はデザイン性にも優れ、お洒落な印象も与えることが出来ます。建物の壁全体を覆う他にも室内の壁の一部に取り入れたり、デザインプランは無限だともいえるでしょう。商業施設の壁面だけでなく、一般家庭においても家の場所のわかりやすい目印として活用されることもあるかもしれませんね。

壁面緑化とは、地球温暖化対策の一つで建物の壁面や屋上を植物で覆うことです。空気の浄化や壁面温度の抑制、騒音の低減、壁面劣化防止など様々な効果が期待できます。